こんにちは。輝です。
今回は私が農業大学校で取得した、資格と詳細、実際に就農して役に立つのかについて解説します。
・資格によっては、受講条件や内容等変更している可能性があるため、あくまでも参考程度によろしく お願いします。
取得した資格一覧
- 日本農業技術検定(3級)
- 農業簿記(3級)
- アーク溶接
- ガス溶接
- 家畜商
- 大型特殊免許(農耕用)
- 牽引免許(農耕用)
- 車両系建設機械運転技能講習
- フォークリフト運転技能講習
- 家畜人工授精師
- 家畜体内受精卵移植師
- 2級認定削蹄師
日本農業技術検定(3級)
これから農業を始めたいという人が、基礎知識を確かめるために受験する検定です。農業を勉強した証が残ります。そこまで就職やその後の転職に役立つ資格ではありません。
農業簿記(3級)
農業に関する簿記検定資格です。簿記は農業で経営していく上でとても大切です。お金の流れをしっかりと理解しておかないと経営はうまくいきません。個人事業主として農業をしようと思っている方は勉強しておいて損はしないと思います。
アーク溶接・ガス溶接
夏休み期間に取得しに行きました。就農して使う機会はなかなかないかもしれませんが、牛舎の簡易的な補強や牛つみトラックなどを自分で作るときは使えます。大学在学中は時間があるので、今後使えると思えば取得するといいと思います。
家畜商
家畜を家畜市場で売買、交換する際に必要となる免許です。自分で牛飼いをしたいという気持ちがある人は取得しておくといいと思います。
大型特殊免許(農耕用)
トラクターを公道で運転する際に必要となります。農耕用ですので、乗れる車両は限定されますが、農業をする上では、取得して損はしないです。牛飼いでは、牛の餌を作る際に田んぼや畑などで使うのでトラクターで公道を走る際に使用します。
牽引免許(農耕用)
牽引免許は農業トラクターの後ろにロータリーやマニュアスプレッダーを装着した状態で公道を走行する際に必要な免許になります。大型特殊免許を取得する際に一緒に取得しておくといいでしょう。牛飼いでは、就職、就農で役に立ちます。
車両系建設機械運転技能講習・フォークリフト運転技能講習
ショベルやフォークリフトなどを扱う際に必要な資格です。牛飼いでは、フォークリフトで牛の餌を給餌する農場もありますので、時間のある大学在学中に取得しても損はしないでしょう。
家畜人工授精師
(牛・馬・豚・めん羊・山羊など)のメスの子宮に精子を注入し、出産させる専門家のことです。就農しては、自分の農場の授精や、授精所を開設し、授精士としてほかの農場の家畜に授精できます。就職も地域によっては授精士の不足している地域があるため、お客さんを見つけることができれば、稼げる資格となります。
家畜体内受精卵移植師
家畜人工授精師を取得しているか、獣医の免許を取得していることが、受講条件となります。
家畜に受精卵を移植、採取、処理できるのは、本資格の所有者と獣医師のみです。授精師として起業しようと思っている方は、取得必須です。最近では受精卵で系統の良い牛を生産したり、酪農で乳牛に受精卵を移植している方がいらっしゃいます。需要はあるのかなと思います。
2級認定削蹄師
牛の爪を削蹄する際に必要な資格です。この資格も牛飼いなら取得しておいて損はしないです。爪は確実に伸びるので削蹄をしてあげないと牛の体調にも影響してきます。削蹄代も結構するので頭数がいれば自分で削蹄したほうが経営的にはいいと思います。削蹄だけでも、技術とお客さんを確保できれば確実に稼げると思います。
まとめ
上記の資格を取得しました。資格が欲しい方は農業大学校なら、勉強できる環境がしっかりしているので、取得できる可能性は高くなると思います。
資格を持っておくと、就職や起業する際に役に立ちます。人生の中で自分に投資できる時間が多いのは大学在学中だと思います。後悔のない人生を送るためにも、自分と向き合って、将来にあった時間の使い方ができることを願います。
コメント